平成25年4月23日(火)、農学部附属食品健康科学研究センターの開所式を開催しました。
このセンターは、食品の機能性に関する基礎研究を中心課題とし、学術的に効果が裏付けされた機能性食品の開発や地域食文化と健康との疫学的な関連性の解明などの応用研究を効率的?効果的に展開することを目的として、平成25年4月1日付けで農学部に設置されました。
開所式では、仁科弘重農学部長と柳澤康信学長による挨拶に引き続き、上甲啓二愛媛県副知事、檜垣實男医学部附属病院長から「このセンターから発信される研究成果が地域?社会の活性化に貢献することを期待している」との祝辞がありました。また、菅原卓也センター長(農学部教授)から、センターの概要について、満田憲昭副センター長(医学系研究科教授)及び岸田太郎センター員(農学部准教授)から、これまでの医農連携の取り組みについての説明がありました。
その後、開所式記念講演に移り、九州大学大学院農学研究院の山田耕路教授(元九州大学副学長)から、「食品開発の方向性について」という題目で貴重な講演をいただきました。
そして、柿沼喜己農学部副学部長(農学部教授)の閉会挨拶で開所式が終了した後、機能性食品を試食できる懇親会を開催しました。総出席者数は学内外合わせて100人を超える開所式となり、新センターの門出を祝いました。
<農学部>