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理工学研究科の浅野遼平さん(平成25年3月修了)と阿萬裕久講師が、電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会研究奨励賞を受賞しました【5月9日(木)】

 平成25年5月9日(木)、理工学研究科の浅野遼平さん(平成25年3月修了)と阿萬裕久講師が、電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会研究奨励賞を受賞しました。

 この賞は、前年度の電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会において、学生が筆頭著者かつ登壇者であった論文の中で優れたものを表彰するものであり、研究専門委員による評価に基づいて、研究専門委員会で選ばれたものです。

 浅野さんと阿萬講師は、プログラムがバージョンアップしていく中で、コメント文が特に多く追記されているような案件に着目し、そのようなプログラムでは、通常より欠陥(いわゆるバグ)を作り込んでいる可能性が高いという傾向を、実データ解析を通じてつかみました。その内容を「コメント記述量の増加傾向とフォールト潜在との関係に関する定量分析」という題目の論文にまとめ、平成24年7月に公立はこだて未来大学で開催された同研究会で発表しました。
 他の参加者から、その内容とプレゼンテーションの質が評価され、今回の研究奨励賞として選出されました。

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