お知らせ

香港大学で開催された国際シンポジウムで、農学部の竹内一郎教授が「The Marine Pollution Bulletin Top Cited Author」を受賞しました【6月21日(金)】

 平成25年6月17日(月)?21日(金)に香港大学で開催された「7th International Conference on Marine Pollution and Ecotoxicology」において、農学部の竹内一郎教授が「The Marine Pollution Bulletin Top Cited Author」を受賞しました。

 竹内教授は、科学研究費補助金基盤研究(B)「窒素安定同位体比を用いたPCBs及びPBDEsの各異性体毎の生物濃縮特性の解析」等により、浅海域生態系における各種の人工化学物質の食物連鎖を介した生物濃縮過程に関する研究を実施してきました。
 下記の論文は、東京農工大学との共同研究の成果の一部ですが、2008-2012年に「Marine Pollution Bulletin」で発表された論文中の被引用数トップ50の1つに入ったことより、今回の受賞となりました。「Marine Pollution Bulletin」は、Elsevier B.V.が発行する海洋環境に関する国際学術誌であり、毎年、300-400編程の論文が収録されています。

Mizukawa K, Tadata H, Takeuchi I, Ikemoto T, Omori K, Tsuchiya K. (2009) Bioconcentration and biomagnification of polybrominated diphenyl ethers (PBDEs) through lower-trophic-level coastal marine food web. Marine Pollution Bulletin 58(8): 1217–1224.

block_52343_01_l

<農学部>