平成25年6月27日(木)、総合情報メディアセンターで安全環境課と総合健康センターの共催により、第10回救命救急講習会を開催しました。
この救命救急講習会は、突然の事故等に遭遇しても慌てることなく、素早く対処できる教職員及び学生の育成を目指し、平成18年度より開催し、今回で10回目となりました。
講習会は、松山中央消防署消防士長の松本英雄氏、消防士の戒能裕紀氏、女性消防団の大内公子氏、上田悦子氏の4人を講師に迎え、教職員16人、学生12人、合計28人の参加のもと行われました。始めに、影山信二安全環境課長から「皆さん、今日は応急手当の基本的なことをぜひ覚えて帰ってください。」と挨拶があった後、松本消防士長から、「AEDが使えるようになることや心臓マッサージが出来ると言うことも勿論大切ですが、最も重要なのは『助けたい』という気持ちと行動です。」と応急手当の重要性について話がありました。
そして、参加者は2人組になり、心肺蘇生法(人工呼吸、心臓マッサージ)を人形を利用しながら練習しました。続いて、4グループに分かれAEDの使用法を学んだ後、 実際に倒れている人を助けるという想定でシミュレーションを行いました。まず、倒れている人の意識を確認した後、呼びかけへの反応の有無を確認しました。次に、協力者を求め、119番通報とAEDの依頼、その後心肺蘇生法(人工呼吸2回→胸骨圧迫30回→人工呼吸2回のサイクルを繰り返す)を実施し、AEDの到着後音声ガイドに従い電気ショックを実施するところまでを全員が行いました。その後、止血の方法及び異物除去の方法まで、約3時間にわたる講習を受けました。
最後に、楠元克徳総合健康センター長から、講師の4人に向けてお礼の挨拶があり、全員が感謝の気持ちを込めて拍手を送り閉会しました。
安全環境課では、今後も継続的にこのような救命救急に関する講習会を開催し、教職員及び学生の受講率を向上させ、一人一人の応急処置に対する意識強化を図っていきます。
<施設基盤部>