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医学部附属病院地域医療支援センターが愛媛県地域医療医師確保奨学金の香川大学貸費生との意見交換会を実施しました【6月28日(金)】

 平成25年6月28日(金)、医学部附属病院地域医療支援センターが、香川大学で、愛媛県地域医療医師確保奨学金の香川大学貸費生との意見交換会を実施しました。

 愛媛県地域医療医師確保奨学金は、本県の地域医療の発展に貢献しようとする意欲に富んだ医学生に対し修学資金を貸与する制度であり、卒後、愛媛県内の指定医療機関等において9年間医師業務に従事することで返還債務が免除されます。愛媛県は、同奨学金の貸費生枠を本学医学部医学科のほかに、香川大学医学部医学科にも設けています。香川大学貸費生には5人(5年生1人、3年生4人)が在籍していますが、今回出席した学生は3人(5年生1人、3年生2人)となりました。
 意見交換会は、地域医療支援センターの高田清式センター長、高橋敏明副センター長らが香川大学医学部に出向き、同学部応接会議室で実施しました。
 はじめに、高田センター長から、貸費生の卒後義務期間中の配置例やキャリア形成支援の概要について説明があり、義務期間中に専門医資格が取得できるよう配慮していることを、総合診療医や外科、小児科の各専門医養成コース例の資料を基に説明がありました。学生からは「臨床研修のマッチング制度と地域枠卒業生の配置の関係はどうなりますか?」等の質問がありました。
 その後、参加学生の近況や将来の希望等を中心に意見交換を行いました。出席者全員が、医師免許取得後に本学医学部附属病院で初期臨床研修を行うことを確認しました。食事をしながら和やかな雰囲気で意見が交わされ、香川大学貸費生の意向等を知る良い機会となりました。なお、当日欠席した2人に対しては、出席した学生に資料の手渡しと説明を依頼しました。
 本センターでは、今後とも学生との意見交換会を通じて、奨学生に対する情報発信及び奨学生の希望や考え方を把握し、将来の地域医療を担う医師への育成?支援を推進してまいります。

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意見交換会の様子

<医学部>