平成25年7月4日(木)、放送大学愛媛学習センターで、平成25年度第1回教育コーディネーター研修会を開催しました。
教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図るとともに、重点課題の改善策を検討するなど、全学的に一体感のある教育改革を推進するための技法習得や情報交換を行っています。平成23年度から3年間は、大学における汎用的能力の育成をテーマとして開催しており、今年度は特に学部専門教育で育成する汎用的能力に焦点をあて、検討していきます。
第1回目となる今回は、まず松本長彦教育?学生支援機構長から年間スケジュールとテーマについて説明がありました。続いて、柳澤康信学長から、教育改革を進めるにあたっては、教育と研究の統合が重要であるとの挨拶がありました。
研修会では、東北大学高等教育開発推進センターの羽田貴史教授をお招きし、「学士課程教育における『教育と研究』の関係」について講演いただきました。続いて、教育企画室の山田剛史准教授による「大学院新入生調査2013」からみた研究室教育と汎用的能力育成に関する報告、佐藤浩章教育企画室副室長から「教育と研究の統合事例について」の報告がありました。それらを踏まえ、教育コーディネーターはグループに分かれ、「学士課程教育における教育と研究の統合の可能性と課題」について学部を越えた活発な議論を行いました。
<教育学生支援部>