平成25年8月5日(月)?8日(木)、附属高等学校3年生の向井あゆ美さんと宮岡華奈さんの2人が、愛媛県の「平成25年度高校生による愛顔でつながるヤンボラ被災地支援事業」に参加し、津波などで甚大な被害を受けた宮城県七ヶ浜町を訪ねました。
この事業は、東日本大震災被災地の実情を知ることを目的としており、県内の他の4校14人の生徒たちとともに現地に2日間滞在し、ボランティア活動を通して被災者の方々との交流を深めました。
一行は、8月5日(月)の出発に備え、6月頃から計4回にわたる研修会等で、ボランティアに対する教育を事前に受けました。5日(月)には、愛媛県庁で出発式があり、向井さんがボランティア参加者を代表して「被災地の今をしっかりと見て感じたい。そして愛媛に戻って伝え、今後の活動に活かしたい」と決意を述べました。
6日(火)早朝に現地入りし、七ヶ浜町復興支援ボランティアセンターや児童保育館を訪ね、同センターの活動に加わって子供たちとの交流を図ったり、被災した民宿に宿泊して被災者と話し合いました。翌7日(水)には七ヶ浜町の農園を訪ね、農園の草引き、蕎麦の種まき、石拾い等の活動に従事し、夕方には帰路につきました。
宮岡さんは「このボランティア活動だけで終わらせるのではなく、自分が現地でみてきたこと、感じたことを伝えていきたい。」と述べ、交流を深めた方々への想いを深めていました。
<附属高等学校>