お知らせ

附属高等学校の生徒11人が「内子フレッシュパークからり」で、モザンビークの刺繍布を使って手芸品制作実習を行いました【8月10日(土)】

 平成25年8月10日(土)、文部科学省の受託事業「消費者教育推進のための調査研究事業」の一環で、「生活総合」を選択している2年生11人が、皆川勝子教諭の引率のもと、内子フレッシュパークからりで、手芸品の制作実習を行い、フェアトレードについて学びました。

 生徒たちは、まず「えひめグローバルネットワーク」が支援しているモザンビーク共和国の女性たちが作成した刺繍布を使って制作された手提げ袋について、制作者の鍛冶岡囁子さんから説明を受けました。次いで、モザンビークの刺繍布を使うことになった経緯、モザンビークの暮らし及びフェアトレード取引等について、「えひめグローバルネットワーク」の竹内よし子代表理事から説明がありました。

 各講師の講義の後、鍛冶岡さんの指導?助言を受けながら、生徒たちは刺繍布の制作にあたりました。ほとんどの生徒が、刺繍糸を使うのは久しぶりで、裁縫糸を用途に応じて本数を変えて使う方法を学びました。どの生徒も真剣に制作に取り組み、昼過ぎまでには全員が作品を完成させることができました。

 9月26日(木)に開催予定の附属高校の愛附祭では、今回の学習成果として、生徒が制作した作品を展示するとともに、「えひめグローバルネットワーク」のモザンビーク支援の内容や、フェアトレードに関する情報等の展示を行います。地球に住む人みんなが幸せになるように、私たち一人ひとりの金銭の使い方がいかに大切であるかに気づいていただけたら幸いです。
 あわせて「内子フレッシュパークからり」インターンシップグループのみなさんと「えひめグローバルネットワーク」がコラボし、「モザンビーク刺繍布」を使って制作した様々な手芸作品を販売する予定です。朝とったばかりの新鮮果物も併せて販売する予定ですので、ご来校をお待ちしております。
 手芸品制作実習に御協力いただきました皆様には深く感謝いたします。

<附属学校園>