平成25年10月26日(土)、医学部創立40周年記念講堂で、県内の医療?行政関係者が集まり、HIV/エイズ診療研修会を開催しました。
本研修会は、独立行政法人国際医療センターACC(エイズ治療?研究開発センター)が、全国のHIV診療の均てん化を目標に、全国の主だった地域に出張研修の形で10年前から行っているものです。エイズ中核拠点病院として、熱心に診療を行っている当大学での開催は、今回で4回目となります。県内でエイズ診療に携わる医師や保健師、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、行政関係者など56人が参加しました。
始めに、附属病院総合臨床研修センター長の高田清式教授から挨拶がありました。続いて、岡慎一ACCセンター長の司会?進行のもと、医師から「治療ガイドラインの変更点とACCの現状」、看護師から「重症患者のケアの具体例」、薬剤師から「新薬情報などの現況」について講演があり、その後総合討論会を行いました。新しい情報などもあり、熱心にメモを取りながら傾聴する参加者の姿が見受けられました。予定時間まで活発に質疑応答が繰り広げられ、有意義な研修会となりました。
<医学部>