平成25年10月2日(水)、松山大学薬学部と本学医学部が、重信キャンパスで、薬学部4年生等75人、医学科3年生112人、看護学科4年生66人、計253人を対象に、「『がん医療』におけるそれぞれの役割とチーム医療」をテーマとして、合同授業を実施しました。
授業は、3つのパートに分かれ、最初のパートでは、小林直人医学教育センター長による挨拶とオリエンテーションに続いて、「NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会」の松本陽子代表による基調講演がありました。松本代表は、おれんじの会会員2人の治療体験や、がんで亡くなった会員が遺したビデオメッセージを紹介することで、患者が希望する、将来の医師、薬剤師、看護師達に到達して欲しい目標を示しました。
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挨拶する小林センター長
次のパートでは、学生達が26のグループに分かれ、両大学の教員をチューターに、おれんじの会会員6人も加わり、患者の立場を踏まえた上で、将来の医師、薬剤師、看護師という立場からディスカッションを行い、意見をまとめました。
- ディスカッションを前に自己紹介する学生
- 話し合いの結果をまとめる様子
最後のパートでは、26のグループが3つの班に分かれ、各班内でグループごとに発表を行いました。学生達はそれぞれの役割の中で、チームとして何をしなければならないか、患者にどのように接すればよいのかということについて、真剣に発表していました。今回の合同授業は、学生達の将来に、有意義な経験になったことでしょう。
- 発表の準備
- 発表の様子
<医学部>