平成25年11月12日(火)、医学部附属病院地域医療支援センターは、医学部創立40周年記念講堂で、第2回地域医療再生セミナーを開催しました。
このセミナーは、県内各地域の医療体制の現状と展望、地域医療における機能分担や医療連携について、関係の皆様に御理解を深めていただくことを目的として開催しているものです。
セミナーには、学内教職員?学生の他、県内各市町村の行政機関、医師会、各連携病院から約100人の参加がありました。檜垣實男附属病院長の挨拶の後、地域医療支援センターの高橋敏明副センター長が、センターの活動報告を行いました。
続いて、医学系研究科で地域医療に関する講座を担当している教員が、以下の内容で講演を行いました。
「地域医療学講座の活動この1年?現場での医学生教育?」 地域医療学講座教授 川本龍一
「三方三徳の地 域医療再生をめざして」 地域医療再生学講座教授 畠山隆雄
「地域医療のミッション」 地域医療再生学講座教授 今川 弘
「八幡浜?大洲圏域の医療体制の変遷と未来」 地域救急医療学講座教授 本田和男
「地域生活習慣病?内分泌講座のこの1年」 地域生活習慣病?内分泌学講座教授 松浦文三
その後、安川正貴医学系研究科長と高田清式地域医療支援センター長を座長とし、講演をした教員全員で「地域医療支援センター運営の在り方」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
参加者は、講演を熱心に聞き入り、またパネルディスカッションでは、寄附講座に期待することなど、活発に意見を交わし、本学部に寄せる期待の大きさを痛感しました。
本センターでは、これからも医師の地域偏在解消を目的とし、関係機関とのネットワークを強化し、愛媛県全体による医師育成キャリア支援事業を推進していきます。
<医学部>