お知らせ

医学部附属病院地域医療支援センターが第6回地域病院見学バスを実施しました【11月11日(月)】

 平成25年11月11日(月)、医学部附属病院地域医療支援センターが、第6回地域病院見学バスを実施しました。

 地域医療支援センターでは、医学生を引率して地域病院を訪問し、見学や意見交換を行うことで、将来地域医療を担う医師を目指す医学生に、早い段階から地域医療の実情に触れ、実感する機会を設けています。
 今回の見学バスは、愛南地域の2病院を訪問したもので、医学科1?4回生14人が参加しました。参加者は、最初に訪問した愛媛県立南宇和病院で、鶴岡高志院長から病院の概要説明を受けた後、心電図室、放射線部など、院内施設を案内されました。続いて訪問した愛南町国保一本松病院では、加洲保明院長から病院の概要説明を受けた後、病室、リハビリ室、CT室等を見学しました。参加者は、高齢化が進む中、常勤医師が年々減少している地域の現状や地域医療に従事する際の心得の説明、院内施設の案内等に興味深く見聞きしていました。
 見学終了後、同町内で懇談会を行い、清水雅文愛南町長、訪問病院の両院長をはじめ12人の方々の参加があり、充実した意見交換ができました。見学を終えて、参加者からは「愛南地域の厳しい医師不足の実態を知ることができ、勉強になった。」「先生がキャリア形成について体験談を交えながら具体的に説明してくれて、よく分かった。」「どの先生からも地域医療の現状を詳しく教えていただき、貴重な話を聞くことができた。」などの意見があり、非常に好評でした。
 本センターでは、今後も県内各地の病院見学を実施し、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めていきます。

<医学部>