平成25年11月19日(火)、教育学部附属中学校の生徒2人が、第57回日本学生科学賞愛媛県審査会において、最優秀賞を受賞しました。
日本学生科学賞は、1957年に読売新聞社の主催で創設されて以後、毎年開催されている中高生のための科学自由研究コンテストです。各都道府県の地方審査で選ばれた優秀作品が、全国大会の中央審査へと駒を進めます。
このたび愛媛県審査会で、教育学部附属中学校2年の和田幹さんと佐藤寛通さんが最優秀賞に輝きました。和田さんは特別賞である「愛媛県教育委員会教育長賞」も受賞しました。和田さん、佐藤さんともに全国大会へ参加することになっています。
和田さんの研究「紙ずもうの秘けつをさぐる」は、岡本慎次教諭の指導の下、強い力士の条件を見つけるために、30種類ものサイズが違う力士を用意し、様々な工夫を凝らして強い力士の高さと幅の比を突き止めたことから、着眼点の良さが評価されました。
佐藤さんの「擬死について」は、森山由香里教諭の指導を受けて、昆虫の擬死(死んだふり)の解明に取り組んだもので、呼吸数や音に対する反応などを詳細に観察し、脳の働きが関わっていることを導き出しました。この取組の過程に見られる科学的な素養が評価されました。
2人は今回の受賞を機に、さらに高度な研究に取り組みたいと意気込んでいました。
<附属学校園>