平成28年10月22日(土)、松山市役所の大会議室で開催した一般向け体験セミナー「とことん科学!!タンパク質って、すごくない!?」に、松山市内の小中高生約130人が参加しました。
本セミナーでは、様々な生命活動にタンパク質の働きが不可欠であること、タンパク質が、生きた細胞の中ではなく試験管の中でも遺伝情報に従って作られていくこと、そして無細胞タンパク質合成技術が多くの分野に利用できることなどについて、簡単な実験を交えながら学びました。プロテオサイエンスセンターの林秀則教授、坪井敬文教授および遠藤弥重太特別栄誉教授らが講演を行い、参加者は林教授の実験指導のもと、無細胞タンパク質合成技術を用いて、蛍光タンパク質を合成する実験や、生命科学の研究者が使用する「アガロースゲル電気泳動」という方法を体験しました。
参加者からは、「最先端の実験が簡単にできたり、専門的な実験器具を使うことができ、良い経験になった。」「タンパク質の凄さが分かり、もっと知りたいという気持ちになりました。」などの感想が寄せられました。
<プロテオサイエンスセンター>