創立130周年記念イベント【10月27日(日)】
平成25年10月27日(日)、11月9日(土)、教育学部附属小学校の創立130周年を記念して、多彩な行事を実施しました。
10月27日(日)に、学校創立130周年を記念して、児童と保護者の企画?運営によるイベントを実施しました。児童は「130周年」にちなみ、130kmリレーを行いました。これは、6年生が昨年度から計画し、実現に向けて準備を重ねてきた活動です。朝9時過ぎに第一走者がスタートし、運動場のトラックを走りながら全校児童664人の名前が手書きされたバトンを次々に受け継ぎ、午後4時30分頃、ついに最終走者が130kmに到達しました。
この間、運動場?校舎の周辺や体育館では、昔の遊びやパネルアート、バザー、カフェ、手芸教室、附属小の歴史やサークル活動の紹介などの各種コーナーが設けられ、走り終えた児童や応援の保護者が楽しく過ごしました。このコーナーの運営は、PTA役員が中心に企画?準備?運営に当たり、当日は、本校出身の学生や保護者にも協力をいただきました。また、バザーでは、附属特別支援学校の生徒が作った野菜や一筆箋、ノート、メモ帳や、附属高校の生徒が作った手芸作品なども並べられ、両校の生徒が販売を担当しました。
午後5時30分頃からは、参加者全員で「ふるさと」を合唱しました。秋の夕暮れが迫る中で、1000人を超える参加者が歌声を響かせ、感動的な雰囲気になりました。その後、花火が打ち上がりフィナーレとなりました。
今回のイベントにより、児童同士の絆や学校と家庭との絆、さらには附属学校園の絆を実感することができました。ご協力いただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。
創立130周年記念式典?講演会?音楽会【11月9日(土)】
11月9日(土)には、学校創立130周年記念式典?講演会?音楽会を開催しました。記念式典では、実行委員長の平塚肇氏の式辞に続き、柳澤康信学長から挨拶があり、同窓会長の関谷勝嗣氏から祝辞をいただきました。さらに、代表児童が「附属小学校130年のあゆみ」を紹介しました。
講演会では、昭和57年度卒業生で国立天文台?天文情報センター専門研究職員の臼田?佐藤功美子氏を講師に迎え、「世界に羽ばたくみなさんへ」という演題で講演を行いました。標高4,200mのマウナケア山頂にある国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡や宇宙の話を、児童は興味深く聴いていました。
音楽会の第1部では、平成8年度卒業生の平中麻貴氏のソプラノ独唱や、平成9年度卒業生の松井見磨氏のピアノ伴奏?独奏を聴くことができました。演目は、オペラ『ラ?ボエーム』からムゼッタのワルツ「冷たい手を」、ミュージカル『マイフェアレディ』から「踊り明かそう」、「きらきら星変奏曲」などでした。引き続き第2部では、児童による学年ごとの合唱や、コーラス部が全国大会で発表した「樹形図」の披露がありました。
児童にとってこの行事は、様々な方から130年の節目に係るお話を聞いたり、先輩の活躍を目の当たりにすることで、伝統の重みを感じるとともに未来に向けて思いを新たにする機会となったようです。
<附属学校園>