お知らせ

「地(知)の拠点整備事業(COC)」キックオフシンポジウムを開催しました【10月14日(火)】

 平成26年10月14日(火)、国際ホテル松山で、「地(知)の拠点整備事業(COC)」キックオフシンポジウムを開催し、県や関係市町、経済団体等から150人の参加がありました。

 このシンポジウムは、文部科学省の平成26年度「地(知)の拠点整備事業」に採択されたプロジェクト、「地域の未来をステークホルダーと共に創る実践的人材の育成」が本格的に始動することを記念して、開催されたものです。 
 始めに、柳澤康信学長、愛媛県の上甲俊史副知事の挨拶があった後、矢田部龍一理事?副学長が同事業の説明を行い、「本学がハブ?パイプになるので、人材教育に協力して欲しい」と出席者に呼びかけました。
 続いて、東京大学大学院工学研究科の羽藤英二教授(本学防災情報研究センター客員教授)が「公民学の地域デザインとその実践」と題し、愛媛県の将来的な人口減少?高齢化率上昇への対処として、地域デザインをどのように推進していけばいいのかという観点で基調講演を行い、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 また、法文学部人文学科観光まちづくりコースで学ぶ学生2人から、松山市?東温市?内子町における実践活動事例の発表がありました。
 その後、前田眞社会連携推進機構客員教授がコーディネーターを務め、羽藤教授、愛媛県企画振興部の門田泰広部長、愛媛経済同友会の益基幹事、矢田部理事?副学長、法文学部人文学科の井口梓准教授を交えて、パネルディスカッションを行いました。
 COC事業への期待や方向性など、様々な視点から活発な議論が挙がり、愛媛の発展には大学?自治体?経産業界の連携が不可欠であると意見が一致し、記念すべきキックオフイベントを終了しました。

<社会連携支援部>