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小惑星“Ehimedaigaku”の誕生に伴う記者説明会を実施しました【10月9日(木)】

 平成26年9月9日(火)付け国際天文学連合発行の小惑星回報(MPC)で、「Ehimedaigaku」が日本の正式な大学名としては初めて小惑星の名前として認められたことを受け、10月9日(木)に記者説明会を実施しました。

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小惑星”Ehimedaigaku”

 小惑星は太陽系内にある小天体の仲間で、多くは火星と木星の間にあり、太陽の周りを公転運動しています。成分は岩石や氷で、大きさは数100メートルから数100キロメートルに及び、日本の探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワの岩石を持ち帰ったことは、記憶に新しいところです。

 小惑星の発見には、彗星などと同様にアマチュア天文家が貢献しています。新たな候補が見つかり軌道がはっきり決まった場合、発見者に命名権が与えられ、発見者は国際天文学連合に名前を申請し、認められれば小惑星の名前が確定します。
 今回、命名された小惑星は、東亜天文学会の顧問を務められている関勉氏により平成8年10月14日(月)に発見されました。大きさは約6キロメートルで、太陽の周りを3.6年の周期で公転運動し、現在はおうし座の方向に見えており、11月には約17等級の明るさになります。

 記者説明会には、柳澤康信学長、宇宙進化研究センターの谷口義明センター長のほか、関氏にも出席していただきました。柳澤学長の挨拶に続き、谷口センター長が、小惑星の概要や、6月8日(日)に開催した宇宙進化研究センター“彗星会議”特別講演会に関氏をお招きしたことがきっかけで、今回の命名に至ったことなどについて説明しました。

 

 その後、関氏から、小惑星を発見したときの状況や、これまで天体観測を行ってきた中でのエピソードなどをお話いただきました。最後に、学生に対し、小惑星の名前となった足球即时比分_365体育直播¥球探网の学生であることを誇りに勉学に励み、立派な研究者を目指して欲しいとの言葉をいただきました。

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