文部科学省及び日本学術振興会から平成26年度科研費の交付内定がありました。
科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)は、人文?社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア?レビューによる審査を経て、独創的?先駆的な研究に対する助成を行うものです。
この度、平成26年度科研費(補助金分?基金分)について、9月時点の配分状況を文部科学省が公表しました。科研費の平成26年度の新規採択分と継続分を合わせた配分額(直接経費)は、前年同期(約1,677億円)より約33億円減の約1,644億円で、直接経費に間接経費を加えた配分額は約2,136億円となっています。
応募のあった約14万7千件の研究課題のうち、約7万3千件が採択され、総額約1,644億円(直接経費)の交付内定がありました。このうち、新規採択課題の交付内定は、約10万件の応募に対し、約2万7千件の採択で、総額約629億円(直接経費)でした。
本学の内定状況をみると、新規内定件数は151件で全国30位(昨年は156件で全国26位)、継続分を含めた全内定件数は423件で全国30位(昨年は430件で全国30位)で、交付内定金額は、11億3,2378万円となっています。採択率は、新規採択率が25.1%(全国26.6%)、新規+継続採択率が49.0%(全国49.7%)となっています。
また、国立大学法人86大学の中での本学の順位は、件数では24番目(昨年度24番目)、金額では21番目(昨年度22番目)に位置しています。
今後とも、科学研究費制度を積極的に活用されますようよろしくお願いします。