平成26年9月5日(金)、城北キャンパスで安全衛生関係者(安全衛生管理者、安全衛生管理委任者、産業医等)による安全衛生職場巡視?交互巡視を実施しました。
この巡視は、労働安全衛生法及びその関連法規の規制による職場の管理状況を、他のキャンパス(労働安全衛生法上の事業場)所属の安全衛生関係者が巡視することで、安全衛生関係者自身の巡視技術の向上と、当事者では見落としがちな不適切箇所の認識及びその対処方法?改善策の検討を目的として、平成18年度から毎年実施しているものです。今年度は、城北キャンパスから23人、持田キャンパスから3人、樽味キャンパスから4人及び重信キャンパスから8人の合計38人が参加しました。
まず、参加者は、工学部会議室に集合しました。全学総括安全衛生管理者の曲田清維副学長から「法令改正等もあり、安全衛生管理の重要性が増す中で、日頃から取り組んでいる安全衛生を学び、今後の安全衛生活動の改善につなげたい。」と、挨拶がありました。引き続き、安全環境課安全衛生管理チームの池田昇子チームリーダーから、巡視スケジュールや注意事項の説明があった後、参加者は2班に分かれ、工学部2ヶ所、法文学部2ヶ所、プロテオサイエンスセンター、応用タンパク質研究施設、総合情報メディアセンターの7作業場を順番に回りました。各作業場では、それぞれの担当者から、取り扱っている機械?設備、作業内容、日頃の安全衛生に関する注意点等の説明がありました。参加者は、巡視中にそれぞれ疑問に感じた点を質問するなど、1時間半にわたり巡視をした後、工学部会議室に戻りました。
全員が集合したところで、高木実安全環境課長の進行により、参加者が意見や指摘、好事例等を出し合いました。これを受け、大賀水田生工学部長、加藤好文法文学部長、総合情報メディアセンターの野口一人教授、プロテオサイエンスセンターの竹田浩之助教から、これからの課題への対応や巡視を受けた感想等があり、終了しました。
安全環境課では、今後も継続的にキャンパス(事業場)の枠を超えて交互巡視を実施し、安全衛生関係者一人ひとりの意識強化の支援と職場環境の改善を図っていきます。
<施設基盤部>