平成26年9月17日(水)?18日(木)の2日間、松山市総合コミュニティセンターで、リーダー研修会を実施しました。
この研修会は、様々なグループワークなどを通して、組織のミッション?ビジョンを形成するスキルや円滑な人間関係の調整技術を習得することなどを到達目標に定め、サークルのリーダーとして活動するために必要な知識や技術を学ぶことを目的としています。今年の研修会には23団体から40人が参加しました。
初日は、まずアイスブレイクで緊張をときほぐすことから始めましたが、お互いに初対面であるということを感じさせない楽しい雰囲気の中でスタートしました。
次に、リーダーの指示に従い、付箋紙のみを使って情報伝達をしミッションをクリアするというグループワークを行いました。参加者は、リーダーとして指示を出すこと、情報を伝達することの難しさを学びました。
その後、近年、注目を集める危険ドラッグの実態や危険性等について、四国厚生支局麻薬取締部の坂井博信捜査課長から講演をいただきました。
続いて、「もしも森で遭難したら?」という設定でグループワークを行い、参加者は、どのように団体行動をしていくかについて考えるとともに、集団の意思決定をすることの大変さを学びました。
最後に、安全衛生をテーマにAED?アルコール?熱中症について、医学部の浜井盟子助教から講演を受け、参加者は、今自分たちはどこまで把握しているのか、今後何を学び、何をしていかなくてはならないのかを明確にすることができました。
二日目は、ビジョン?ミッション?アクションプランをもとに、実際にサークルポリシーの素案を作成しました。参加者は、イラストを用いるなど個性あふれるポリシーを作成し、ポスターセッション形式で発表しました。最後に、参加者による優秀作品の投票を行い、E.S.S.(English Speaking Society)が見事1位となりました。
各リーダーが、この研修で学び、取得した知識やノウハウを各サークルに持ち帰り、今後のサークル活動をよりよいものにする一助として活用するとともに、サークルを超えて知り合った仲間と、今後お互いの活躍を応援し合えるよい関係を築いてくれることを期待します。
<教育学生支援部>