平成26年8月8日(金)、サイエンスプリンセスプロジェクト(農学系コース)を開催し、女子中高生とその保護者が理系の魅力に触れ、リケジョと交流しました。
この企画は、足球即时比分_365体育直播¥球探网理系女子学生「サイエンスひめこ」が、女子中高生を対象に理系への興味喚起を促すために企画?実施をし、今年で4回目となります。今回は、台風の接近によって、8月9日開催予定だった理工学系コースは残念ながら中止となり、農学系コースのみの実施となりました。雨天の中、中高生22人、保護者4人の計26人が参加しました。
午前のプログラムでは、本学工学部卒業後、大学院農学研究科を修了し、現在は中野BC株式会社リサーチセンター食品科学研究所の研究員である大西紗与氏から「理系女子の働き方」について講演がありました。大西氏は、自身がどうして理系に進んだのか、進学後はどのようなことに興味があり、どのような研究をしたのか、そしてそれが今の研究開発職にどのように活かされているのかについて、述べました。また、女性ならではの視点で開発された梅酒を例に挙げ、「女性でも…ではなく、女性にしかできない仕事があります!」という言葉に、女子中高生だけなく、傾聴していた女子学生たちも刺激を受けた様子でした。その後、大学院農学研究科のサイエンスひめこメンバーから、「理工農学部の違い」や「農学部の紹介」など説明がありました。
午後からのプログラムで、参加者たちは、植物工場研究センターや、大学院生が普段使用している学生自習室などを見学しました。また、農学部のオープンキャンパスに参加し、スタンプラリーをしながら専門コースのブースを自由に廻り、農学部について理解を深めました。
交流会では、サイエンスひめこの4人から「リケジョライフ(理系女子の大学生活)」について話を聞き、最後に、各テーブルで自由におしゃべりする時間を設け、普段接する機会の少ない大学生と触れ合い、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
参加者からは、「女子学生の皆さんと話ができて、楽しかったし、大学のことがよく分かりました!(中3)」「どういうところに就職するのかよく分からなかったので、参考になりました。コースのこともわかったので、よかったです。(高3)」「いろいろなお話を聞かせていただいて大変参考になりました。ありがとうございました。(保護者)」などの感想があり、大変好評でした。また、進学についてのアンケートで、参加前に「文系か理系の選択に迷っていた」人が、参加後は「理系に進みたくなった」と気持ちを変化させていました。このイベントが、将来を決めるきっかけとなればうれしく思います。
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