お知らせ

山本公一環境大臣が来訪されました【9月13日(火)】

 9月13日(火)、山本公一環境大臣をはじめとする環境省、内閣府の御一行が、本学本部に来訪されました。

 今回の訪問は、平成27~28年度に社会連携推進機構紙産業イノベーションセンターが受託した、環境省事業「セルロースナノファイバー(CNF)製品製造工程の低炭素化対策の立案事業委託業務」の視察を目的に実施されました。

 本部会議室で、内村浩美センター長が、概要及び研究開発状況について説明し、本学からは、大橋裕一学長、仁科弘重副学長、稲田洋一郎社会連携支援部長、前川幸枝総務部長、薮谷智規教授、秀野晃大講師が同席しました。

1 内村センター長は、CNF脱水工程におけるCO2削減や自動車部材(窓?ヘッドライトカバーなど)の軽量化構想、また、独自のCNF脱水プロセス及びCNF複合透明樹脂製造技術の開発状況(CNFと樹脂との混練性、透明性等の向上に向けた取組状況等)などについて説明しました。さらに、愛媛県の特産品であるみかんの皮から調製したCNFや、それらの化粧品などへの応用について概説しました。

 CNF製造の原理を説明する際には、実際にCNFを作製する高速グラインダー装置のディスクやCNFのサンプルに触れていただき、素材の特長を体感していただきました。

 
 御一行は、内村センター長の説明に大変熱心に耳を傾けておられ、沢山の質問が寄せられました。

左から、森本英香大臣官房長、仁科副学長、大橋学長、山本環境大臣、内村センター長

左から、森本英香大臣官房長、仁科副学長、大橋学長、山本環境大臣、内村センター長