平成26年11月10日(月)、医学部附属病院地域医療支援センターが、第9回地域病院見学バスを実施しました。地域医療支援センターでは、医学生を引率して地域病院を訪問し、見学や意見交換を行うことで、将来地域医療を担う医師を目指す医学生に、早い段階から地域医療の実情に触れ、実感する機会を設けています。今回は、西予?大洲地域の2病院を訪問するもので、医学科1?3回生7人が参加しました。
最初に、西予市立西予市民病院を訪問し、医学生たちは、末光浩也院長から病院の概要、救急医療体制の現状、初期臨床研修のスケジュール等の説明を受けました。その後、末光院長の案内で、放射線科、病棟、医師住宅等の新築間もない院内各施設を見学しました。
続いて訪問した市立大洲病院では、谷口嘉康院長から病院の概要説明を受けた後、内視鏡室、放射線室、検査室、リハビリ室を見学しました。また、西予市と大洲市の方から、市の特長や魅力について説明がありました。
参加者は、訪問病院や地域の特色の説明、院内施設の案内等に、興味深く見聞きしていました。
見学終了後、大洲市内で懇談会を行いました。訪問病院の両院長を始め12人の方々の参加があり、充実した意見交換ができました。見学を終えて、参加者からは「病院の現場を直接見られて良かった。」「検査室に初めて入り、初めての機器を見ることができた。」「懇談会では、先生方から直接話を聞けて良かった。」「病院の雰囲気や地域の医療事情を知る良い機会になった。」「すごくためになるツアーで、また参加したい。」などの意見があり、非常に好評でした。
本センターでは、今後も県内各地の病院見学を実施し、地域の医療機関と連携しながら次世代の地域医療を担う医学生の育成を進めていきます。