平成26年11月18日(火)、愛大GP「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業として、虹のそら保育園の卒園記念品製作で藍の絞り染めを行いました。愛大GP「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業は、平成25年度から愛大GP特別テーマとして立ち上げられ、虹のそら保育園と協働して実施しています。
愛媛県の伝統の織物に「伊予絣」があります。伊予絣は、藍染めを用いた織物で愛媛県は伊予絣を通じて全国に知られていました。しかし現在、愛媛県を含む四国で藍染めは衰退しており、藍染めを知らない子どもたちが増えています。そこで本事業は、伝統の継承プログラムを通じ地域の一員として行動する、グローカルマインドをもった次世代を担うリーダーとなる人材を育成することを計画しています。
今回は、年中?年長25人の園児を対象に、ステンシル版画を用いた抜き染めを実施しました。 園児たちは、思い思いの絵柄を選んで抜き染めを行いました。また、ステンシル版画の他に、手形と名前も抜き染めました。ズボンプレッサーで温める3分間をドキドキしながら待ち、きれいに抜き染めされた藍染めハンカチを見て、驚きの声をあげました。最後に洗い場で洗った後、園のベランダに干してできあがりました。