平成26年4月7日(月)、教育学部音楽教育講座の安積京子講師が、NPO法人アン?ディ?ムジーク愛媛主催のデュオリサイタル『ドイツロマンが香り立つデュオの調べ』で、ドイツの有名ヴァイオリニストと共演しました。
ドイツから招待したヴァイオリニストのツォルニッツァ?バハロヴァさんは、5歳からヴァイオリンを始め、9歳でデビューし、数多くの国際コンクールで入賞しており、カーネギー?ホールやロイヤル?アルバートホール等の世界的に有名なコンサートホールで演奏する一流のヴァイオリニストです。 2013年にはニュルンベルク?フィルハーモニー管弦楽団のコンサートミストレスに就任されました。
安積講師とバハロヴァさんは、2004年、2005年にドイツ国立ワイマール?フランツ?リスト音楽大学で共に学んだ学友です。当時は、ドイツやチェコでコンサートツアーを行うなど数多くの共演を重ねましたが、卒業後にバハロヴァさんはニューヨークのジュリアード音楽院に進学し、安積講師はドイツ国立ミュンヘン音楽?演劇大学大学院へ進みました。
9年ぶりの共演となった今回は、3月21日にドイツ?ミュンヘン市(ルービンシュタインホール)、4月3日に大阪市(帝国ホテル大阪)、4月7日に松山市(いよてつ高島屋9Fローズホール)の3都市にてデュオリサイタルを開催しました。
松山市のコンサートでは、ドイツの作曲家、ベートーヴェンとブラームスのピアノとヴァイオリンのためのソナタの他、親しみのある作品、エルガー作曲「愛の挨拶」、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」、マスネ作曲「タイスの瞑想曲」を演奏しました。見事に息の合った素晴らしい演奏を披露し、美しい音色で観客を魅了しました。
また、コンサート後に行った打ち上げパーティーには、教育学部音楽文化コースの学生5人と大学院生1人も参加しました。学生達はバハロヴァさんに、一年間講義で学んだドイツ語で自己紹介をし、安積講師の通訳で音楽の勉強の仕方やドイツの文化について質問し、プロの音楽家と貴重な国際交流を体験しました。?