NESSIEプログラムは、2012年7月から5年間、欧州圏の大学6校、アジア?オセアニア圏の大学4校の合計10校の協定校内で、欧州教育プログラムーエラスムス?ムンドゥスの奨学金を受け、研究者、ポスドク、博士課程学生の相互受入を行う研究プログラムです。
今回は、フィンランドのAalto大学から「LED照明の植物育成への活用」を研究しているPaulo Pinho氏を本学理工学研究科で受け入れ、見学会を実施しました。植物工場研究センターでは、羽藤堅治副センター長と現地の栽培管理者から、植物工場の仕組みや研究内容などの説明がありました。
- 植物工場研究センター内に設置されているベルグアース株式会社の苗テラス(育苗施設)を見学
- 太陽光利用型植物工場におけるトマトの苗育成の見学
また、ベルグアース株式会社では、主に閉鎖型植物工場内での苗の育成を見学し、現在、育苗に利用している蛍光灯やLED活用の現状や問題点?可能性について説明を受け、Pinho氏の今後の研究に役立つような有意義な見学となりました。
- ベルグアース株式会社 本社農場内閉鎖型植物工場内部
- 苗テラス内部で育苗についで説明を受ける一行
理工学研究科では、Pinho氏の他、博士課程で2人のNESSIEプログラムの学生を受け入れています。
また、本学からは1人の教員をフランスへ派遣することが決定しています。平成26年3月には第2期の博士課程の学生募集が実施され、その後、研究者?ポスドクの募集も行われる予定になっています。
本プログラムに興味のある方は、工学部総務チームまでお問い合わせください。<工学部>