平成26年12月22日(月)、柳澤康信学長を訪問し、受賞を報告しました。全日本学生音楽コンクールは、1947年に児童生徒の「好楽心」の高揚とそれに伴う演奏技術の向上に資することを目的に創設され、毎日新聞社の主催で毎年開催されています。ピアノ、バイオリン、声楽、フルート、チェロの審査部門が設けられ、参加資格は小学校の部(4年生以上)、中学校の部、高校の部、大学の部と年齢別に区分されています。「学生音コン」と略称され、音楽を志す学生の登竜門ともいわれています。
村上さんは、5歳からピアノの練習を始め、これまでに「第33回ピティナ?ピアノコンペティション ソロ部門B級」決勝大会金賞(2009年8月?小学4年生)、「第13回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA 小学5?6年生部門」アジア大会金賞(2012年1月?小学6年生)など、権威ある賞を獲得した経験があります。また、昨年はアルゼンチンのピアニスト、ブルーノ?レオナルド?ゲルバー氏の指導を受ける機会に恵まれ、2013年12月から2014年1月にかけて約50日間アルゼンチンに滞在しました。
村上さんは、教育学部附属中学校の齊藤照夫副校長と学長室を訪問し、柳澤学長に受賞を報告しました。柳澤学長から、ピアノの練習と勉強の両立や休日の過ごし方、世界的なピアニストから指導を受けての感想、また将来の夢などについて質問がありました。村上さんは、ゲルバー氏から指導を受けて自分のピアノの音が変わったと感じたことや今後ピアノと学業を両立しながらピアニストを目指したいことなどを語りました。