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「四国5大学連携による知のプラットフォーム形成事業」シンポジウムを開催しました【12月8日(月)】

block_64608_01_M 平成26年12月8日(月)、四国5国立大学の学長をはじめ、各大学の関係者約50人が参加し、「四国5大学連携による知のプラットフォーム形成事業」のシンポジウムを開催しました。四国5国立大学(徳島大学、鳴門教育大学、香川大学、足球即时比分_365体育直播¥球探网、高知大学)が連携し、入試、大学教育、産学官連携に関する事業を大学の枠を超えて共同実施するとともに、大学改革を推進することを目的とした「四国5大学連携による知のプラットフォーム形成事業」の一環として、今回「大学入試改革の方向性と四国5国立大学の連携事業」をテーマに、シンポジウムを開催しました。開会挨拶で、柳澤康信学長は、四国5国立大学の入試は「パイロット的な役割を果たし、他の地域をリードしていかなければならない」という本事業への期待を述べました。

block_64609_01_M 最初の講演として、文部科学省高等教育局大学振興課の橋田裕大学入試室長から、「入試改革をめぐる議論の状況と今後の方向性について」のテーマで、入試改革をめぐる動向も踏まえながら、これからの四国5大学の取組みは、具体的にどのような方向を目指せば良いのかという視点でお話いただきました。四国5大学が連携しながらアドミッションポリシーに基づき、学力の3要素(知識?技能、思考力?判断力?表現力、主体性?多様性?協働性)を踏まえた多面的?総合的な評価の具体的な手法を確立する必要があり、入学者の追跡調査等により選抜方法の信頼性?妥当性を高めていく必要があるとの助言をいただきました。

block_64610_01_M 次に、筑波大学アドミッションセンターの白川友紀教授から「筑波大学アドミッションセンター入試」について、筑波大学の事例を基に、アドミッションセンター専任教員が選考に関与し、問題解決能力を評価するアドミッションセンター入試等についての講演がありました。続いて、四国地区国立大学連合アドミッションセンターの井上敏憲センター長が、「四国5大学が目指す入試改革」について講演を行い、今後の入試改革の方向性として、「多面的?総合的」評価法を用いた入試を具体例を挙げ提案しました。
 講演の後、活発かつ有意義な質疑応答が展開され、今回のシンポジウムは、入試改革に関する検討の促進と共通理解を深める機会となりました。