平成27年2月14日(土)?15日(日)、理学部で「平成26年度理学部卒業研究発表会」を開催し、保護者および高等学校数学?理科教員、 高校生等に公開しました。「卒業研究発表会」の公開は、今年で10回目を数えます。保護者、近隣の高等学校の教員や高校生など、外部の方々を招いて卒業研究の成果を広く公開するこの企画は全国的にも珍しいものです。参加者には、公開に向けて作成した要旨集冊子を片手に聴講していただきました。発表会を公開することの第一の目的は、理学部教育の良さと必要性への理解を深めていただくことですが、保護者の方々にはご子息の成長した姿をご覧いただける機会であり、また高等学校の皆さんには理学部を身近に感じていただく機会でもあります。さらには、理学部の学生にとっても、大学での修学に対する自信を深める大きな励みになるような機会となっています。
今年度の発表者は、数学42人、物理41人、化学45人、生物52人、地球科学30人の合計210人で、学科ごとに5会場に分かれ、一人15分で発表を行いました。発表会には、県内はもとより各地から、発表学生のご家族や高等学校教員をはじめ、高校生、理学部OB?OG、在校生など合わせて合計212人の参加がありました。参加者へのアンケートでは、「わが子の成長を実感できた」など、大変好評なコメントをいただくことができました。
また、受付や会場の準備などの運営には、10人の学生サポーターに協力してもらい、サポートの学生にとっても良い経験になりました。