平成27年3月13日(金)、愛大GP「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業として、松山市立久枝小学校の1/2成人式記念品制作『藍染めハンカチに手形で抜き染め』を行いました。平成25年度から愛大GP特別テーマとして立ち上げられた「伝統の継承プログラムを通したグローカルマインドの育成」事業を、久枝小学校の1/2成人式の手形を抜き染めした藍染めハンカチ製作として行いました。
「伊予絣」の伝統を持つ愛媛県ですが、そうした伝統への興味関心は薄れていっています。そこで、伝統の継承プログラムの検討を通して、地域性について考えを巡らし、ローカルとグローバルの融合されたグローカリゼーションについて思いを巡らせることが本事業の目的です。
今回は、2代目学生リーダーの和田敬行さん(教育学研究科1年)を筆頭に、神森貴文さん(同研究科1年)、橋本愛さん(同研究科1年)、風呂圭祐さん(同研究科1年)、市本早香さん(教育心理3年)、寺西順平さん(家政教育3年)、森元愛咲子さん(理科教育3年)、吉金みのりさん(理科教育3年)の8人で実施を行いました。
楽しみながら伝統産業に触れ、伝統を身近に感じるハンカチ製作を通し、子どもたちと学生、地域が一体となって、伝統の新たな継承方法について考える機会となりました。簡単に、楽しく、活動ができ、子どもたちは一様に「楽しかった!」と喜んでいました。子どもたちの笑顔に見送られて、学生たちは新たな気づきを得たようです。 伝統の新たな価値創造や地域を担う人材の育成が期待されます。