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防災情報研究センター平成20年度活動報告会を開催

平成21年6月11日(木)、足球即时比分_365体育直播¥球探网工学部において、防災情報研究センター主催により、足球即时比分_365体育直播¥球探网防災情報研究センター平成20年度活動報告会を開催しました。

泉 英二社会連携推進機構長の開会挨拶の後、柏谷増男防災情報研究センター長が、平成20年度の活動を振り返り、子供たちへの防災教育や、企業へのBCP(事業継続計画)の普及活動に関して、十分な手応えを感じられたことを報告しました。そして、創設4年目を迎えた今年度は、研究講演会や交流会を通じてセンターの研究拠点性を高めていくこと、また、今後、愛媛県下で大規模災害が発生した場合に備えて災害調査体制を確立していくことなどを抱負として挙げました。  

次いで、同センター鳥居謙一副センター長が、今年3月に発足した建設業BCP懇談会愛媛県部会の平成21年度の事業計画について、講習会、シンポジウム、研究会を開催していく予定であると説明しました。 

最後に、特別講演として、南 哲行国土交通省河川局砂防部保全課長による「大規模土砂災害と危機管理」と題した講演を行いました。南課長は、平成20年の岩手?宮城内陸地震発生当時、東北地方整備局の河川部長をされており、その際の経験に基づき、役割分担を明確にすること、様々な情報の中から、社会的に何が問題になるのかを念頭に情報を整理し対策を打ち出すこと、マスコミを通じて、作業の進捗状況を効果的に見せ、行政が動いている姿を住民に知らせる一方で、悪い情報でも積極的に公開することが必要であることなどをお話しされました。

今回の報告会には、県内外から、土木分野の企業や行政の防災担当者など、約150人が参加しました。