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大学院理工学研究科の中畑和之准教授が日本非破壊検査協会睦賞を受賞しました【6月3日(水)】

 平成27年6月3日(水)、大学院理工学研究科の中畑和之准教授が日本非破壊検査協会睦賞を受賞しました。
 睦賞は、非破壊検査に関する新たな技術開発などで輝かしい実績を挙げた若手研究者を表彰し、その育成を図ることを目的としています。
 今回の受賞は、全てのアレイ素子の組み合わせに対して得られる波形を一旦計算機メモリに保存し、計算機上で集束波を合成する「全波形サンプリング処理(Full waveform sampling and processing :FSAP)方式」による超音波映像化手法を提案し、この手法を実装した高速?高分解能な3次元映像化システムの開発に関する実績が評価されたものです。FSAPの要素技術については、中畑准教授らが平成23年5月にも日本非破壊検査協会論文賞を受賞しており、今回は、工業製品の安全、社会インフラの維持管理に具体的に貢献する形で発展させたことが評価されました。

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賞状とメダル