お知らせ

第34回足球即时比分_365体育直播¥球探网医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました【6月30日(火)】
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山﨑氏による講演の様子

 平成27年6月30日(金)、医学部重信キャンパスで、第34回足球即时比分_365体育直播¥球探网医学部附属病院腫瘍センター講演会を開催しました。
 本講演会は、BRAF遺伝子変異に対する分子標的薬、免疫チェックポイント(PD-1、CTLA4)を標的とした抗体製剤など新薬が次々と市販され、目まぐるしい変化?進歩がみられる悪性黒色腫治療をテーマに企画したものです。
 当日は、国立がんセンター中央病院皮膚腫瘍科科長の山﨑直也氏に加え、当院総合医療サポートセンター(TMSC)の小野恵子氏を講師に迎え、医師?看護師?薬剤師等、60人を超える参加がありました。始めに、教育講演として、当院TMSCのメディカルソーシャルワーカーである小野氏が、新規抗がん剤が抱える医療費の高騰といった諸問題、高額療養費制度、傷病手当制度等を、分かりやすく解説しました。また、特別講演では、国立がんセンター中央病院の山﨑氏から、「悪性黒色腫の分子標的薬」というテーマで、悪性黒色腫の病態、遺伝子異常とその検査方法、悪性黒色腫の標準治療について話がありました。さらに、新規抗がん剤であるVemurafenib(BRAF阻害剤;商品名ゼルボラフ)投与方法、有害事象対策など、幅広い内容でご講演いただきました。
 終了後には、医師のみならず、看護師?薬剤師等の幅広い職種の参加者から活発な質疑応答があり、大変有意義な講演会となりました。