お知らせ

「第8回男女研修医、医学生との懇談会」を開催しました【6月10日(水)】
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講師の吉田氏

 平成27年6月10日(水)、医学部附属病院地域医療支援センターで、愛媛県医師会が主催する「第8回男女研修医、医学生との懇談会」を開催し、研修医、学生及び医師を含む53人が参加しました。
 今回の懇談会では、「仕事と家庭のWIN-WIN術」をテーマに、国立保健医療科学院主任研究官である吉田穂波氏を講師として迎えました。
 始めに、席が隣同士の2人で簡単なワークを行い、会場が和気藹々となったところで、吉田氏ご自身の体験を踏まえた講演がスタートしました。吉田氏は、産婦人科医でもあり、また5児の母親でもあります。仕事と子育てを両立させるための工夫や女性医師支援の現状等について紹介し、その中で「人は人を助け、人のいい面を引き出し、人を喜ばせる仕事をしているとき、実は助けている方が一番励まされ、楽しい思いをしているのではないか」との話があり、会場からは共感する声が上がっていました。また、「女性が出産?育児を経て就業を継続し、能力を発揮していくためには、職場や家庭における男性の理解と協力が不可欠である」という共通認識のもと、そこにWin-Winの関係が生まれていると説明しました。
 懇談会は、終始和やかな雰囲気で行われ、出席した医師や研修医?医学生らは多くのことを学ぶことができ、親睦を図る良い機会となりました。