8月にタイで開催される「アジアサイエンスキャンプ2015」への日本からの派遣員に、附属高等学校3年生の越智沙也香さんと山形果穂さんが、愛媛の高校から初めて選ばれました。
アジアサイエンスキャンプ(注1)とは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が、アジア地域の高校生?大学生を対象に行う国際的な科学技術合宿です。9回目の開催となる今回は、全国から15人の高校生が派遣されますが、愛媛県の高等学校からの派遣は初めてです。
派遣員の選考条件には、自然科学または数学に高い意欲と秀でた能力を有し、英語による議論、講演など全日程に参加できる者であることなどが挙げられています。
越智さん、山形さんは、大橋裕一学長への報告会や記者会見において、選出された喜びや抱負を述べました。
(注1)アジアサイエンスキャンプ
ノーベル賞学者や世界トップレベルの研究者による講演、講演者がリードするディスカッションにより、直接科学の面白さを体験し、生徒や学生同士が交流を深める場です。昨年はシンガポールで開催され、アジア29の国と地域から260人が参加しました。今回のキャンプは、8月2日?8日にタイ?パテュムターニー県で開催されます。
参加者の募集と選抜は、主催の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が行っています。(参加者募集は終了済み)