平成19年7月5日(木)午後1時から総合情報メディアセンターで、学生、教職員、一般市民など約130人が参加し、「平成18年度学生による調査?研究プロジェクト(プロジェクトE)」研究成果発表会を開催しました。
本プロジェクトは平成12年度から始まった企画で、大学から経費補助を受け、学生が約10ヶ月間をかけて日頃興味を持っているテーマについて自主的な調査?研究を行うものです。平成18年度は12件のテーマが採択されており、今回は、その調査?研究成果が発表されたものです。
今回から、発表形式にポスターセッションを採り入れ、従来のプレゼンテーションとあわせて2部構成とし、審査の上、優れたテーマについて表彰する制度を設けました。
まずはじめに小松正幸学長から「まず、発表会に至るまでの努力を評価したい。今回から導入されたポスターセッションでは、間近での質疑など、壇上からのプレゼンテーションとは違った厳しさもあると思うが、頑張ってほしい。学んだ知識を自分で応用して使える人間を育てるのが大学の究極の目標であり、このプロジェクトがそのきっかけになればいい。」との挨拶がありました。
その後、SCV(スチューデント?キャンパス?ボランティア)の学生(理学部 今西 祥子さん、法文学部 守谷 和之さん)の司会により進行がなされました。
ポスターセッションでは、展示に様々な工夫がなされるなど、どのテーマでも力作が目立ち、発表者が参加者からの様々な質問に熱心に答える姿が目につきました。その後、ポスターセッションの審査で選ばれた5組のテーマのプレゼンテーションが行われましたが、こちらもプロジェクターのみならず実演も含めたわかりやすい発表など、あちこちに創意工夫がなされていました。
発表会の締めくくりとして、柳澤康信教育?学生支援機構長から「いずれもよく工夫されており、非常にレベルの高い発表会であった。」との総括がなされました。
なお、最終審査の結果、小松学長から7件のテーマが表彰されました。
審査結果は以下のとおり
最優秀賞「森林と竹林環境の再生?保全と利用『焼畑で山おこし』」
(代表者:農学部 星加 有希奈)
優秀賞「RSSを利用した休講?補講情報配信システムの構築」
(代表者:工学部 中村 正人)
優秀賞「大学生の学習能率改善への取り組み?昼食後の眠気に対する香りの覚醒効果?」
(代表者:医学系研究科 酒井 康子)
??? 努力賞「学生によるLife Support Workshop in Ehime1年間の活動報告」
? (代表者:医学部 濱上 知宏)
努力賞「遠隔パソコン要約筆記による講義保障」
? ? (代表者:理工学研究科 加地 正法)
? アイデア賞「パスタ製造用ダイスの仕組み」
(代表者:工学部 服部 吉晃)
??? アイデア賞「CPU製作」
(代表者:スーパーサイエンス特別コース 宮内 新)
教育学生支援部教務課教育企画チーム