平成27年7月12日(日)?17日(金)に新潟県の朱鷺メッセで開催された「The 22nd International Conference on the Chemistry of the Organic Solid Sate (ICCOSS XXII JAPAN 2015)」で、大学院理工学研究科複合体化学研究室特別研究員の佐々木俊之博士(日本学術振興会特別研究員PD)が、「The International Union of Crystallography(IUCr、国際結晶学連合) Young Scientists Awards(若手研究者賞)」を受賞しました。
「IUCr Young Scientists Awards」は、要旨、履歴書、論文発表リスト、推薦状をもとに審査され、結晶学のバックグラウンドをもつ30歳までの若手研究者に対して贈呈されるものです。受賞者は、ICCOSS 2015において口頭発表の機会が与えられます。
今回受賞した研究は、「Construction of Chiral Polar Crystals Composed of Hydrogen-bonded Layers by Halogen Bonds」です。ほとんどの有機分子は、中心対称性をもったアキラルな非極性結晶を構築していますが、本研究では、水素結合で形成される超分子をハロゲン結合によって集積させるという階層的結晶設計により、キラル極性結晶の選択的構築を達成しました。このような結晶は、そのキラリティーと極性に由来する特性によって非線形光学材料などの開発につながります。
お知らせ
2015.07.27
大学院理工学研究科の佐々木俊之博士(日本学術振興会特別研究員PD)が「ICCOSS 2015」で「IUCr Young Scientists Awards」を受賞しました
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