「アジア人財資金構想」は,日本とアジアの架け橋となる高度実践留学生を育成するために,四国地区で経済産業省や大学が連携して,平成19年度から実施されているプロジェクトです。
このたび,四国中央市民会館で平成21年度開講式が行われ,愛媛地区からは本学と松山大学の留学生合わせて18人が参加しました。
最初に常福寺住職田中鐘暁氏から「四国遍路文化に学ぶ?おもてなしの心」と題した講話があり,四国の各県の県民性,遍路文化にまつわる人々の思いやりの気持ちなどについて,留学生にもわかりやすく語られました。
開講式では,今年度新たに受講することになった,留学生の一人ひとりに選考結果通知書が手渡され,留学生達は緊張した面持ちで受け取っていました。
また,隣接する「紙のまち資料館」の見学や紙すき体験,関係者による懇親会なども行われ,日本企業への就職を目指す留学生達に暖かいエールが送られました。