お知らせ

サイエンスプリンセスプロジェクト(女子中高生の理系選択支援事業)を開催しました【8月6日(木)、8日(土)】

 平成27年8月6日(木)、8日(土)、女子中高生の理系分野に対する興味や関心を寄せてもらうためのイベント「サイエンスプリンセスプロジェクト」を開催しました。
 今年度も、理系女子大学生グループ「サイエンスひめこ」が中心となって企画し、学部や研究センターの教員?技術職員の協力のもと、体験?見学?交流の場を設けました。6日(木)、樽味キャンパスで行われた農学系コースには、女子中高生14人が参加しました。卒業生講演では、株式会社あわしま堂総合企画部製品開発室に勤務されている池本理子氏に、自身がどうして理系に進んだのか、進学後はどのようなことに興味を持ち、どのような研究をしたのか、そしてそれが今の研究開発職にどのように活かされているのかについて、ご講演をいただきました。その後、サイエンスひめこ6人がリケジョライフを紹介しました。

 8日(土)、城北キャンパスで行われた理学系?工学系コースには、女子中高生41人が参加しました。卒業生による講演では、日立GEニュークリアエナジー株式会社原子力エンジニアリング調達本部の松岡ちひろ氏と、株式会社三菱スペース?ソフトウエア関西事業部でSEとして活躍されている藤野遥子氏に、それぞれが理系を選んだきっかけや、学生時代にどのようなことをしていたか、現在の仕事の内容や現在の職に就いた経緯について、ご講演をいただきました。  その後、サイエンスひめこが、理?工?農学部の違いについて説明し、中高生たちは聞き入っていました。また、ひめこと回る理系施設いろいろ見学ツアーでは、工学部応用化学科の研究室、ものづくりファクトリー、 es-BANK、リニューアルしたミュージアム宇宙進化コーナーを回り、各先生方や学生から研究について様々な説明や演示を受けました。難しい説明があると、サイエンスひめこが分かりやすい言葉で解説を行いました。実験体験を行ったり、普段は見ることのできない大型機器や実験装置を間近で見ることで実際の大学や研究室を肌で感じてもらいました。

 両コースとも最後に、学部紹介と現役学生との交流会を行い、参加した中高生たちは進路選択や各学部の様子について活発に質問していました。引率の保護者や教員も、就職状況や大学院進学の最新の状況について真剣に耳を傾けていました。