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第7回4大学間「学生交流自主的?実践的研究プロジェクト」研究成果発表会で本学学生が受賞

平成21年3月5日(木)に足球即时比分_365体育直播¥球探网で開催した「第7回 島根?山口?愛媛?高知4大学間学生交流自主的?実践的研究プロジェクト」研究成果発表会において、本学から参加した2組のプロジェクトグループが受賞しました。

 平成21年3月5日(木)に足球即时比分_365体育直播¥球探网で開催した「第7回 島根?山口?愛媛?高知4大学間学生交流自主的?実践的研究プロジェクト」研究成果発表会において、本学からは2組のプロジェクトグループが成果発表を行い、山根雄一郎さん(法文学部2回生)による取り組みの発表が「最優秀賞」を、柳生侑香さん(農学部1回生)による取り組みの発表が、「学生プロジェクトEX賞」を受賞しました。

 「4大学間学生交流自主的?実践的研究プロジェクト」は、「地域」と「環境」をテーマに学生自らがプロジェクト内容を企画し、積極的に地域の問題について研究を行うもので、島根大学、山口大学、高知大学と共同で実施している事業です。今回、昨年5月に8件(各大学2件)のプロジェクトが採択されてからの約8か月間に渡る研究内容について発表が行われ、その成果が評価されたものです。

最優秀賞 法文学部(代表:山根雄一郎)

■プロジェクト名
 「過疎地域における市町村合併の検証」
■プロジェクト内容
 平成の市町村大合併によって過疎地域はどのような影響を受けたのかについて調べようと考え、京都府綾部市の水源の里の取組みや美山町の地域振興会の取組み、高知県馬路村の取り組みなどを調べ、過疎地域の活性化の可能性について考察した。市町村合併については効率化が図られ、改善された点もあったものの、地域医療など住民の利便性に影響が出ている点もあった。過疎地域対策については、現行の過疎法や対策が実態に十分に対応していない問題点を指摘した。その上で、地域の活性化のためには、住民自身の自主的な取組みが必要で、一方的に行政に頼るのではなく、地域の住民と行政との結びつきが必要であることを主張した。
■発表メンバー
 山根雄一郎、寺坂勇紀、徳橋春花、濱田梨夏、藤本早紀、湯山佳奈(法文学部総合政策学科)

学生プロジェクトEX賞農学部(代表:柳生侑香)

■プロジェクト名
 「里地里山の教育的?文化的利用方策」
■プロジェクト内容
 全国の里地里山が『限界集落』として年々切り捨てられている。私たち10名は、教育的?文化的な面からの里地里山の利用方策を案出?行動することを目的として、東温市井内地区においては茅場と地域社会、松山市石手川上流域においては遊休農地と自然農法、松山市久谷地区においては文化財と地域社会に注目し、調査研究に取り組んだ。その結果、どの地区でも産業的?文化的に貴重な財の存在と深刻な労働力不足を見出した。本プロジェクトでは今後「これらの財を小さなコミュニティー?ビジネスとして組み立て教育的?文化的に活用すること」や「その担い手を地区外にも求めるような開かれた『ムラ』づくりの在り方」について引き続き取り組んで行く。
■発表メンバー
 大森雄二、亀岡慎平、桑原成弥、酒井優覚、清家拓実、武智雅人、中谷裕輔、日野輝将、柳生侑香、山内泰典(農学部農山漁村地域マネジメント特別コース)