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小田清隆農学部准教授が都会と田舎を結ぶ食育ネット代表として日本農業賞特別部門第5回食の架け橋賞審査委員特別賞を受賞

平成21年3月25日(水)、農学部小田清隆准教授が、都会と田舎を結ぶ食育ネット代表として日本農業賞特別部門第5回食の架け橋賞審査委員特別賞を受賞しました。

 都会と田舎を結ぶ食育ネットは、都会の小学生と農山漁村地域の高校生?大学生が、インターネットや携帯電話を活用して、農業や食についての相互交流を行ったことをきっかけに、お互いの地を訪れる体験交流にまで発展した食農教育の取り組みです。
 活動を実施しているのは、本学農学部及び附属高等学校、横浜国立大学教育人間科学部、横浜国立大学附属鎌倉小学校などの学校関係者のほか、食材提供や運営協力を行う内子フレッシュパークからり及び農家民泊を受け入れる内子グリーンツーリズム協会など、農業者約70人を含む200人で構成する組織です。活動の主体はあくまで子供達で、大人は子供達の交流を支援するというスタンスに徹しています。
 インターネットや携帯電話などの持ち味を最大限活かした事前交流によって、子供達同士の絆と農業に対する興味を深め、実地では内容の濃い交流を実現していること、また、今後も交流の新たな展開が期待できることが評価され、今回の受賞となりました。