平成21年3月11日(水)、医学部看護学科において、第4回実習連絡協議会を開催しました。
実習連絡協議会は、看護学科の学生実習を受け入れているすべての実習施設の指導者と教員がともに学びあう場として、平成17年度から毎年開催しています。初年度は福岡県立大学の安酸史子教授による経験型実習教育、次年度からは教育学部白松賢准教授の協力で現代若者気質を踏まえたソーシャル?スキルをテーマに教育の視点から検討してきました。
今回は「臨地実習で遭遇するジレンマ?学生と実習対象者(患者?児童?生徒?住民)を守るためにどう判断するか?」をテーマに、講師の神戸市看護大学高田早苗教授から実習指導で遭遇する様々な問題の考え方、住民ボランティアの協力を得た演習や統合実習の新しい試みについての紹介がありました。
当日は医学部附属病院を始めとする県下24施設から49人の実習指導者が参加し、講演後には具体的な事例を用いたグループワークも実施し、活発な意見が交わされました。参加者からは「学生を受け入れるヒントになった」、「学生と接するのが楽しみになった」等の感想が寄せられ、参加した教員との連携を深めることができました。