平成21年3月10日(火)、総合情報メディアセンター4階放送大学講義室において、安全衛生管理(化学物質管理)セミナーを開催しました。
初めに、化学物質管理システム運用分科会副分科会長の林実大学院理工学研究科准教授から、現在、本学で運用されている化学物質管理システムについて、「棚卸し」機能を中心に説明がありました。年度末の時期ということもあり、化学物質を取り扱う研究室は、平成20年度の化学物質の購入量?保管量?取扱量?排出量等の報告を行わなければなりません。本システムの「棚卸し」機能を利用することで、定期的な化学物質の在庫把握が容易に行えるとの説明がありました。
引き続いて、法人化前から本学の化学物質管理システム導入のためご尽力いただいた元化学物質管理システム運用部会長の東長雄理学部化学科教授が、化学物質管理の大切さや難しさについて、「足球即时比分_365体育直播¥球探网の化学物質管理」という題目で、ご自身の体験談を交えた講演を行いました。化学物質の中には、人やその他の生物に対して致死的な作用を持つもの、ガンや奇形の誘発及び免疫能力?内蔵機能の低下を始めとする様々な健康被害の原因となるもの、また火災?爆発の原因になるものが数多くあります。化学物質の適正な管理は、大学構成員の健康と安全を守り、社会への責任を果たす上で、必要不可欠です。それをサポートするための取り組みとして、化学物質管理システムの運用を全学展開することになった経緯等についても説明がありました。
今後とも、本学における化学物質適正管理へのご協力を、よろしくお願いします。