平成25年12月7日(土)?13日(金)、大賀水田生理工学研究科長一行が、国際交流協定を締結しているインドネシアの4大学を訪問し、ガジャマダ大学では、本学で初めての取組となるダブルディグリーの覚書を締結しました。
この訪問には、大賀研究科長のほか、吉井稔雄環境建設工学コース長、井原栄治応用化学コース長、安原英明准教授、岡安光博准教授、岡村未対足球即时比分_365体育直播¥球探网副機構長、榊原正幸足球即时比分_365体育直播¥球探网アジア?アフリカ交流センター長ら8人が参加しました。
各大学訪問に先立ち、一行は、12月8日(日)にジャカルタで開催された足球即时比分_365体育直播¥球探网校友会インドネシア支部設立総会及び愛媛県人会に出席しました。インドネシアの地で最前線で活躍する本学卒業生、修了生並びに愛媛県人会の黒田憲一会長、伊奈勝利氏をはじめ、県内企業の現地法人の方々と再会を喜び友好を深め、今後の更なる国際連携?国際交流を発展させるべく情報交換を行い、和やかなひとときを過ごしました。
各大学で行った主な活動内容は、以下のとおりです。
ガジャマダ大学(UGM)
12月11日(水)にセミナーを開催し、本学の応用化学科と機能材料工学科の説明及び両学科教員の研究内容を紹介しました。現地の教員約10人、学生(学部?大学院)約20人が参加し、熱心な質疑応答が行われました。続いて、化学工学科Wiratni学科長、Fahrurrozi教授らと交流推進に係る方策の具体化に向けた打合せを行いました。
12月12日(木)、本学で初めての取組となるダブルディクリー(DD)に係る覚書の調印を行いました。UGM工学部においても、日本の大学とのダブルディグリープログラム(DDP)は本研究科が最初の調印となります。始めに、Panut Mulyono土木学部長、Bambang Suhendro土木工学科長、Rahman Sudiyo教授(化学工学科;国際連携担当)、Siti Syamsiah教授(化学工学科)、Muhammad Waziz Wildan教授(機械産業工学科)らとの懇談がもたれ、大賀研究科長及びPanut Mulyono土木学部長からの挨拶の後、今後の交流に向けた協議を行いました。調印式の後、本学の修了生等も参加し、学科毎でDDP実施に向けた具体的な協議を行いました。
ハサヌディン大学工学部(UNHAS)
JICA支援による?ハサヌディン大学工学部整備事業?プロジェクトにより、本研究科はUNHASの教員を多数、博士課程に受け入れています。
12月9日(月)に旧キャンパスを訪問し、Dwia Aries Tina副学長を表敬訪問しました。翌日には、工学部の移転先であるゴア地区新キャンパスでシンポジウムを開催し、現地の教員及び学生約200人の参加を得ました。大賀研究科長、岡村教授、岡安准教授らの講演後、数多くの質問を受け、熱心かつ有意義な討議が展開され大盛況で幕を閉じました。
ボゴール農業大学(IPB)
12月9日(月)に、Edy国際連携局長, Suwardi教授, 沿岸海洋資源研究センターのAdrianto局長及び土木学科長Prof. Budi Indra Setiwan、土壌資源学科のPro.Satyanto K. Saptomo、Prof. Yuli Suharnotoらと面談し、夏季期間における短期留学プログラム、ジョイントシンポジウムの開催、教員の交換留学について具体的な協議を行いました。
バンドン工科大学(ITB)
12月10日(火)に、Akhmaloka学長、Hasanuddin副学長(交流担当)Eddy地球科学部長、Ivonnu准教授らとの懇談がもたれ、現在締結されている本学理学部とITB地球科学部との部局間交流協定を大学間交流協定に発展させることについて協議した結果、双方で手続きをすすめていくことが了承されました。その後、数学?自然科学部(Umar Fauzi学部長、Fida Madayanti Warganegara副学部長、Ivonnu准教授)、土木環境工学部(Prof. Suprihanto Notodarmojo学部長、Prof. Ade Sjafruddin副学部長、Prof. Harmein Rahmanほか3人) で、夏季短期留学プログラム等について協議した結果、来年度から実施する方向で検討する旨の回答を得ました。
12月11日(水)には、地球科学部とのDDPに関する会議を開催し、具体的な実施に向け準備をはじめることを合意しました。<工学部>