平成25年11月27日(水)、理工学研究科生産環境工学専攻2年の松本大史さんが、日本非破壊検査協会H25年度秋季講演大会 新進賞を受賞しました。
この賞は、30歳以下の講演者の中から、優秀な研究発表と認められたものに対して贈呈されるものです。
今回受賞した発表は、「電磁波を用いた全波形サンプリング処理方式による鉄筋の映像化とその実験的検証」というタイトルで行われたものです。コンクリート中の鉄筋の位置や形状を、アレイ化した電磁波送受信アンテナとGPGPUを用いて、高速?高精度に再構成するものです。鉄筋同士が近接する場合でも高い分解能で映像化でき、また3次元映像化への可能性を示すことで電磁波レーダ非破壊検査のブレークスルーとなり得る研究であるとの評価をいただき、受賞の運びとなりました。