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医学部附属病院が第27回腫瘍センター講演会を開催しました【平成25年12月13日(金)】

 平成25年12月13日(金)、医学部40周年記念講堂で、慶應義塾大学看護医療学部教授?日本がん看護学会理事長の小松浩子氏を講師に迎え、第27回足球即时比分_365体育直播¥球探网医学部附属病院腫瘍センター講演会「これまでのがん看護 これからのがん看護」を開催しました。

 講師の小松氏は、我が国のがん看護学の第一人者としてがん政策や看護教育に携わっています。講演会では、患者や家族に最も近い職種として、「がん看護」の更なる強化が、がん対策推進基本計画(2次)施策で求められていること、また、今後「がん看護」において発展させていかなければならない「5つのベクトル」(エビデンスに基づく実践、個別化医療の推進と看護、ピアサポートの役割、緩和ケアの均てん化、グローバルな看護)の重要性が示されました。更に、「5つのベクトル」の1つ1つについて、具体的な例を用いて説明があり、さらに、小松氏が取り組んでいる研究の内容や成果についても説明がありました。
 「がん看護」においては、個別化ケアやそのケアコーディネートなどの課題は残るものの、今後は「施設完結型」の高度医療から、人々の生活や環境を包括的に捉える「多次元のケア」に推移していくことが予想されます。その中心に看護職があることが、参加者に強く伝わる講演会でした。<医学部>