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教育学部の高橋信雄教授が委員長を務める団体が『バリアフリー?ユニバーサルデザイン推進功労者表彰』の「内閣総理大臣表彰」を受賞しました【12月9日(月)】

平成25年12月9日(月)、内閣総理大臣官邸で、教育学部特別支援教育の高橋信雄教授が委員長を務める「日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)」が『バリアフリー?ユニバーサルデザイン推進功労者表彰』の「内閣総理大臣表彰」を受賞しました。

 この功労者表彰は、平成13年11月6日に開催された「バリアフリーに関する関係閣僚会議(第2回)」において創設され、バリアフリー?ユニバーサルデザインの推進について顕著な功績のあった者を顕彰し、優れた取組を広く普及させることを目的として実施されています。
 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)は、2004年10月に全国の高等教育機関で学ぶ聴覚障害学生の支援のために立ち上げられたネットワークで、事務局がおかれている筑波技術大学をはじめ、全国の22大学?機関の協力により運営されています。高等教育支援に必要なマテリアルの開発や講義保障者の養成プログラム開発、シンポジウムの開催などを通して、聴覚障害学生支援体制の確立および全国的な支援ネットワークの形成を目指しています。
 今回の受賞は「聴覚障害学生の高等教育におけるバリアフリー?ユニバーサルデザイン化を目的とした22大学で構成された全国ネットワークであり、モバイル型の遠隔情報システムによる授業聴講支援を行うなど、大学?関係者の間をつなぎ、それぞれが持つノウハウを共有?発信することで、現在ある聴覚障害学生支援体制の基礎を生み出し、大学の取組に対する支援及びその普及?定着に大いに貢献したこと」が評価されました。同システムは、東日本大震災で被災した東北地区4大学で学ぶ17人の聴覚障害学生に対して使用されたほか、本学でも聴覚障害学生に使用されています。
 平成24年12月には本学教育学部で、PEPNet-Japanシンポジウムを開催しており、その翌年に栄えある賞を受賞できたことはこの上ない喜びです。 <教育学部>

「バリアフリー?ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」の様子はこちらをご覧ください。