平成27年9月17日(木)?18日(金)に東京都の中央区立日本橋公会堂で開催された「第38回フッ素化学討論会」において、大学院理工学研究科複合体化学研究室の佐々木俊之博士(日本学術振興会特別研究員PD)が「最優秀ポスター賞」を受賞しました。
「最優秀ポスター賞」は、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などをもとに審査されるものです。今回、56件のポスター発表の中から1件が選考されました。
受賞した研究は、「パーフルオロアルキルカルボン酸アンモニウム塩を用いた2次元フッ素化表面の構築」です。パーフルオロアルキル基の導入は、疎水性や熱安定性、誘電率、界面活性、ゲル化能などの面で特異な特性をもたらすことが知られています。本研究では、水素結合による超分子形成を利用し、パーフルオロアルキル基を2次元に配列させることで、フッ素原子が特定のパターンで並んだシート構造の構築に成功しました。これは、フッ素原子の配列に応じた特性変化の評価やその特性を利用したフッ素材料の開発へつながります。
お知らせ
2015.09.28
大学院理工学研究科の佐々木俊之博士(日本学術振興会特別研究員PD)が「第38回フッ素化学討論会」で「最優秀ポスター賞」を受賞しました
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