平成18年11月16日(木)、聴覚障害学生と小松正幸学長との懇談会を学長室で開催しました。
障害学生支援ボランティア(HSSV)の活動紹介と聴覚障害学生の現状理解を目的に今回の懇談会を開催しました。
聴覚障害学生6人、ノートテイカー1人と学生コーディネーター2人が平尾智隆学生支援センター講師とともに学長室を訪れました。学生の自己紹介の後、聴覚障害学生から、「一人一人障害の程度は異なりますが、障害学生支援ボランティアであるノートテイカーのおかげで、講義を受ける楽しみができ、平等に教育を受けていることを実感しています。他の学生と同じように充実した学生生活が送れるよう情報保障や支援をお願いします」との話がありました。
ノートテイカーからは、ノートテイクに入りたくても、自分の講義と重なると入れないなど、ノートテイクの問題点などについて説明があり、ノートテイカーと利用者のパイプ役であるコーディネーターからは、現在60パーセント程度しかカバーできていないこと、ノートテイカー不足が深刻で、ノートテイカーを募集していますと現状について説明がありました。
小松学長からは、「実情がよく理解できたので、ノートテイカーやコーディネーターに相談しながら、今後の対応策を考えていきたい」と話がありました。
学生生活課