お知らせ

理学部サマースクール「親子で楽しむ科学実験?君も豆博士になれる!?」を開催

 理学部では、平成18年8月19日(土)、20日(日)の2日間にわたり、松山市内及び周辺部の小学校4, 5, 6年生とその保護者を対象とした実験体験サマースクール「親子で楽しむ科学実験?君も豆博士になれる!?」を開催しました。
 この催しは、青少年の理科離れ、科学離れを解消するため、「見て、さわって、自分で試し、そして考える」ことによって科学の楽しさを親子で体験学習してもらい、家族ぐるみで科学への関心を高めてもらえるように企画したものです。
 8回目となる今年は、2日間でこれまで最高の約330組の親子、約700人が参加し、夏休みの1日を、親子で実験をしたり、クイズに挑戦したりして過ごしました。両日とも、朝9時にグリーンホールに集合し、理学部長挨拶と実験全体の説明の後、理学部キャンパスに移動し講義室や実験室などで夕方4時近くまで実験を行いました。
 参加した親子は、用意された全部で11種類の実験「万華鏡をつくろう!」、「水と話をしよう:色が変わる不思議な水」、「葉脈でしおりをつくろう」、「鉱物を見つけよう」、「タンパク質を見てみよう(お豆腐作り)」、「フルーツ電池のパワーくらべ?レモンとバナナの対決?」等の中から、4つ(または3つの実験と科学クイズ)を選択し、それぞれ1時間ずつ早朝から夕方近くまで熱心に取り組みました。
 終了後の児童のアンケートには、「とても楽しかった」、「理科がすきになった」、「またぜったい参加したい」など、十分満足して頂いた様子が伺えました。保護者の方からも「貴重な体験ができ、親子で実験を楽しめた」、「来年もぜひ継続してほしい」といった声が多く聞かれました。一方、「もっと機会や実験数を増やしてほしい」など、より一層の充実を望む声もありました。
 また今年は、本学教員?学生のほか、学外から松山南高校と新居浜高専の先生と生徒さん約10人にも、スタッフとして実験の指導にあたっていただきました。若々しい高校生や大学生の健闘ぶりには、参加者からも「優しいたくさんの人に手伝いや説明をしてもらってよかった」、「大学生や高校生に実験を教えてもらえてよかった」等々の感想が寄せられました。

理学部総務チーム